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P.E.Kお化け屋敷探索記録
お化け屋敷というアトラクションは、人にとって不快であるはずの感情
「恐怖」をテーマにしているにも関わらず人を惹きつける魅力を持っています。そしてその魅力に惹きつけられるのは、作る側も一緒なのかもしれません。このページでは不定期に、各地にあるあまり有名ではないものの、知る人ぞ知る謎のお化け屋敷を探索して、レポートするコーナーです。
 
今回はtwitter上で知っている人は知っている、「館林お化け屋敷・血の日和坊主」さんを探索しに群馬県館林市まで行ってまいりました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ほとんど普通の民家。絶対に気づかない。
 
実は、こちらのお化け屋敷さんは常に営業しているわけでは、ありません。 不定期というより、連絡をして希望する日が開催できるときであれば、その人の為だけに営業するという、ある意味究極の完全予約制です。しかも無料。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お化け屋敷のストーリー設定を紹介すると、ある朝、娘と父親は約束しました。明日もし、晴れたら遊園地に行こうねと。娘はとても喜びてるてる坊主を作って楽しみにしますが、父親は交通事故により還らぬ人となってしまい、約束は果たされませんでした。その日以来娘は自分の作ったテルテル坊主を父親のように扱い生活しはじめます。ところがあるいじめっこにより、てるてる坊主を隠されてしまいます。てるてる坊主を父親と思って暮らしてきた娘は悲嘆に暮れ、もともと体も弱かったこともあり、とうとう死んでしまうのです。てるてる坊主を隠した人間への強い恨みを抱きながら。その後いじめっこは姿を消してしまいました。。どうかその娘の魂をなぐさめる為ににテルテル坊主を届けてください。
というのがざっくりとですが話の概要です。
 
もう設定だけで、怖いのと可哀想にという思いでやるせない感情がわいてきます。これはなんとしてでも、届けなくては!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中はネタバレになるのでなかなか言えませんが、とにかく背後から突然でてくるのと、手作りで遊園地のお化け屋敷のようなギミックをアイデアで再現していてとても面白いつくりになってました。
急に驚かされるので、何度か「ミッションを忘れる」事態も発生したのですが無事にクリア。よかった。よかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
作者さんともお話しをして、とにかくお化け屋敷が大好きだということ。そして
まだまだやりたいアイデアを持っていて順次パワーアップしていきたいとのことでした。群馬県ということで、首都圏からは少し距離もありますが、気になった方、無料ですのでまずは連絡してみてはいかがでしょう?
 
謎解きや脱出系よりも、古典的、純和風のお化け屋敷で仕掛けのギミックを楽しみたい!といった人におすすめです。
 
 
今後も面白そうなスポットを見つけたら、順次更新していきます!
 
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